ハードボイルドのごとく

　この三連休には家康ゆかりの場所を訪ねました。
　岡崎市にある≪大樹寺≫は松平家の菩提寺として有名な寺院です。

　見上げるほどの荘厳な山門からまっすぐ伸びた境内の先に本堂があります。





　久しぶりに徳川将軍の身長と同じ長さの位牌を見に行きました。

　ここから先は撮影禁止なので、展示物を目に焼き付けました。

　国重要文化財の多宝塔は、松平七代の清康により建立されました。

　今回は、松平八代のお墓が並んでいる廟所にも行って来ました。



　歴史的眺望と言われる≪ビスタライン≫。岡崎城が微かに見えました。






　桶狭間の戦いで、命からがら逃げ帰った家康は、
　松平家先祖の墓の前で自害しようとしたのを思いとどまらせたのが、
　大樹寺の住職『登誉上人』であったことは、良く知られている話です。

　そして、家康に「厭離穢土欣求浄土」の教えを諭しました。
　その言葉に勇気づけられた家康は墓前に大願成就を誓ったそうです。

　以後戦国の世を穢土とし、
　平和な世を浄土として「厭離穢土欣求浄土」を旗印として、
　「天下泰平」と記した軍配を振るって天下を取ったのでした！！