2023年08月20日
小牧山城と犬山城 その2
小牧山は標高85.9メートルの小高い丘。
その頂上には鉄筋コンクリート三層四階建ての歴史館がありました。
急こう配の立地で、天然の要塞という感じの場所でした。
平松茂翁が私財を投じて建設した歴史観内には豊富な資料がありました。
高さ20メートルの4階展望室からの景観は素晴らしいものでした。
小牧山城は織田信長により1563年に築城されました。
その後信長は美濃に攻め入って岐阜稲葉城に移り住みました。
そのため、この小牧山は自然廃城となりましたが、
小牧・長久手の戦で再び家康の本陣として歴史の舞台に登場しました。
犬山城は信長の叔父織田信康によって1537年に築城されました。
その後、何代も城主が代わりましたが、
1584年に豊臣秀吉が大阪から12万余の大軍を率いてこの城に入城。
高さ24メートルからの天守閣からの景観は素晴らしいものです。
犬山城は木曽川を天然の要塞として造られた難攻不落の城です。
犬山城は、姫路城・松本城・彦根城・松江城と並ぶ国宝の城です。
天守は現存する日本最古のもので外観三層、内部四階の珍しい造りです。
平成16年に財団法人に移るまで、日本で唯一の個人所有の城でした。
いよいよ今日の大河ドラマでは、
家康軍の小牧山城と秀吉軍の犬山城が登場します!!
Posted by カール at 20:00│Comments(0)
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