ハードボイルドのごとく

　聖武天皇、弘法大師ゆかりの観音様や文殊様のお寺≪豊川財賀寺≫。
　重厚な仁王門は１９９０年年３月１９日に 国指定重要文化財 になっています。
　
　阿形の像高３８１ｃｍ、吽形の像高３７５ｃｍの金剛力士立像も国重文です。


　金剛力士像は東大寺南大門に次いで日本で２番目の大きさ。
　真言宗の寺院で、山号は陀羅尼山、本尊は千手観世音菩薩です。　
　源頼朝が本堂・仁王門を再建して三河七御堂 の一つにもなりました。　

　財賀寺の本堂に行くためには、急な階段と登りの山道を歩いて目指します。　　



　本堂に行く途中には弘法大師と「四国霊場お砂踏み回路」がありました。



　財賀寺は真言宗に属する古刹であり最盛期には七堂伽羅を有し、

　山の内外に数百の院坊を備えた壮大なる寺院だったと言います。　

　厨子は本堂の内陣上に置かれ本尊の千手観音を祀っており、
　仁王門とともに中世の建築技法を知り得る貴重な遺構となっています。

　源頼朝が平家討伐を祈願し、
　勝利のお礼に八間四面の本堂ならびに仁王門を再建、
　寺領千三百石余を寄進されたが応仁年間の兵火により二十余坊を残す。