最終章「パリ」
旅行中の友人に代わりブログアップするのも今日が最後。
錦織圭君が出場していた全仏オープンテニスの時には
セーヌ川の増水で氾濫しそうな映像が流れて来ていましたが、
友人の旅行中には、水位も元に戻ってパリ市内を楽しんだようです。
さて、パリ観光の前に「ある人」と合流して、
シャンパーニュに入って、いくつかのワイナリーを巡ったようです。
最初は、洗練を極めた『コント・ド・シャンパーニュ』を手掛けたテタンジェ社。
ワインのおいしさの鍵、地下セラー。
白亜質石灰石が切り出された後にできた地下洞で、
一時はキリスト教徒が迫害を逃れるための隠れ家ともなり、
その後はサン・ニケーズ修道院の地下礼拝堂となっていたそうです。
次は、シャンパーニュ史上初のブリュット(辛口)を創り出したポメリー社。
ローマ時代の石灰岩による巨大な地下セラー。
年間を通じて10度という理想的な温度の中で貯蔵されています。
ネットで調べたワインの薀蓄(うんちく)。
このブログを見た友人の感想が楽しみです(笑)。
彼にはワインの他にもうひとつ旅の目的があったのです。
それは「ある人」の存在です。
フィガロ紙に掲載された記事の写真と一緒に
『右から3番目が妻です』というメッセージが届きました。
「ある人」とは彼の奥様の事。
そして、静岡が世界に誇る演劇集団 『SPAC』 の一員でもあるのです。
6/9(木)~19(日)
フランス国立ケ・ブランリー美術館≪開館10周年記念委嘱作品≫
『イナバとナバホの白兎』を公演中だったのです。
さて、送られて来たフィガロ紙の記事。
その内容までは、解読出来ませんがSPACのブログによると、
『終演と同時に割れるような拍手、そして次々と立ち上がる方々。
トリプルコール後も拍手が鳴りやまず。これだけ盛上がるのは珍しい。
何人かの批評家が、「すばらしかった」「これだけの舞台はなかなか
見られない、ありがとう」と声をかけてくれた・・・』
という内容が掲載されていました。
きっとそんな内容だったのでしょう。 それにしても凄い事ですね!
そんなわけで、友人の旅もそろそろ終わりです。
ガニエル宮と呼ばれることが多い≪パリ・オペラ座≫
セーヌ川増水の時には休館を余儀なくされた≪ルーブル美術館≫
モンマルトルにある世界的に有名なキャバレー≪ムーランルージュ≫
左は、ルクソール神殿から運ばれたコンコルド広場にある≪オベリスク≫
右は、アメリカで起こったテロ追悼のため色を変えた≪エッフェル塔≫
前回に引き続き写真が送られてくるだけ。
それをネットで調べて地名や建物を答えるという暗黙のルール。
おかげで自分がヨーロッパ旅行をしているように感じました。
ちょうど10年前、サッカーの祭典「ドイツワールドカップ」開催前に
半分仕事、半分観光という名目で行ったことがあるくらいです。
それだけにドイツのロマンチック街道やライン川クルーズ。
パリのエッフェル塔やオペラ座など思い出される景観ばかり。
いつかまた。ヨーロッパ旅行に出掛けたいな~。
と思ったここ数日間でした。
大変でしたが楽しかったです(笑)。 Hさん。ありがとう!!
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