ストラスブール

カール

2016年06月17日 20:00

 ライン川クルーズの翌日送られて来たLINE。「ここはどこでしょう?」

 どう見てもドイツの風格が漂います。
 ネットで調べてみたら「ストラスブール」を象徴するゴシック建築。
 1277年着工、建築に300年以上を要した「ストラスブール大聖堂」。
 尖塔の高さは142mあるそうです。

 このストラスブールという街は、
 南北を結ぶライン川と東西を結ぶ街道が交わる場所にあり、
 中世には交通の要衝として『ヨーロッパの十字路』とも称されています。

 現在はフランス領ですが、過去にはドイツとの激しい争奪戦が行なわれ、
 これまでに、何と5回も国籍が変わった街でもあるのです。
 

 近代的な「ストラスブール駅」。全体がガラスで覆われています。

 「今から朝の散歩行って来ます~」
 というコメントの後、しばらくして送られて来た写真の数々・・・。

 

 受信したのはお昼の12時。ということは現地は早朝5時です。




 「小雨が降って少々肌寒い感じです」というコメントが続きました。

 ここはグーテンベルグ広場です。

 グーテンベルグと言えば近代印刷術の祖といわれる偉人です。
 
 街の中心部から、車を締め出しているそうです。

 トラムや自転車道を導入させて環境政策に先進的な街です。

 クグロフ(アーモンドとアルコールで香りをつけたブリオッシュ風パン)

 お腹も空いたのでしょう。一人で食べるには巨大な大きさ!!


 今回送られて来た写真で調べた事。
 イル川の中洲にある旧市街が「ストラスブールのグランド・イル」
 として1988年に世界遺産に登録されました。
 旧市街の中には中世期の建造物がいくつも残っており、
 ストラスブール大聖堂は、その大きさで圧倒的な印象を与えます。

 憎しみあった歴史への反省から、
 戦後、ヨーロッパ統合の象徴として欧州議会、欧州評議会、欧州人
 権裁判所が置かれ、EUの機関都市のひとつとなっているそうです。

 たった1枚の写真から初めての事を知る喜び。
 この後も友人からの写真は続きます・・・・(笑)。









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