旧姫街道①

カール

2011年05月09日 22:00


 ≪旧姫街道≫という存在を初めて知りました。
 休日の度に「旧東海道」を歩いている会社の上司がいます。
 「気賀から三ヶ日までの石畳の道がいいんだ~」との話がありました。

 「石畳の道??」。
 不思議に思って尋ねてみると≪旧姫街道≫というものがあって
 現在ある姫街道とは全く異なり、風光明媚な山道だというのです。

 もう少し詳しく聞いてみました。




 東海道見附宿(磐田市)と御油宿(豊川市)を結ぶ街道で、
 新居関所の厳しい取締りを避けるための峠道だったそうです。
 好奇心旺盛な私としては、自分で確かめるしかありません(笑)。
 GW最終日の5月8日(日)。2万歩を越す一大チャレンジでした・・・。

 車を三ヶ日駅に駐車して「天竜浜名湖鉄道」で気賀駅に逆戻り。


 気賀駅にはレンタル自転車がありましたが、徒歩のでチャレンジ。


 前日インターネットで、≪旧姫街道≫の地図を探し出しました。
 A4用紙に8つの地図。それを6枚分。48区画に分けてプリントアウト。

 その地図片手にまずは「要害堀」。気賀関所防備のための堀跡です。

 細江神社の大きな楠を横目で見ながら向かった先は「犬くぐり道」。


 通行手形の時代に時間外の通行方法として「犬くぐり道」と呼ばれる
 抜け道が作られたそうです。現在は、民家の庭を通って行く小道でした。

 歩いている途中にはいろんな建造物がありました。
 左は「正明寺」。本陣中村家の菩提寺でこの寺も本陣の御退場寺。

 右は家康軍が700名を処刑してその首をここに晒したという「獄門畷」。


 旧姫街道(気賀~三ヶ日)編の第一弾はこちらで終了。
 せっかくなので、A4地図×6枚分を順番で紹介しようと思います・・・。

 ↓地図はこちらから






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