光明山遺跡
浜松市天竜区にある光明山は標高539m。
登山道を利用して歩いていくルートもあるようですが、
凍えるような寒さだったので近くまで車で行く方法を選択しました。
国道362号沿いに「光明山遺跡」を示す看板を見つけて左折します。
双竜木材さんを左手に見て7キロ近く細くて急な林道を登って行きます。
光明山遺跡の看板が見えました。ここが頂上駐車場です。
6~7台止められる広い駐車場でした。ここからは山道を歩きます。
「一般車進入禁止」となっていましたが、車の轍が残っていました。
いつものことですが誰も居ない道を慎重に進みます。
しばらく歩くと似つかわしくないプレハブ小屋が見えて来ました。
光明山遺跡保存会(守ろう郷土の誇り)と書かれた看板。
痛んではいましたが、今でも利用しているような雰囲気でした。
単なる山城と思って来たのですが、とても貴重な場所のようです。
そこから数分歩いたところに光明寺跡地が現れました。
光明寺跡は見事な石垣造りの遺構で近世城郭を思わせる造りでした。
光明寺は、奥の院まで含めると広大な敷地だったようです。
案内看板によるとこの辺り一帯が本堂があった場所です。
さて、光明寺跡にはパノラマの景観が楽しめる展望台がありました。
遠くアクトタワーやエコパ、遠州灘までもが見えました!
戦国時代には軍事的重要拠点だった場所です。
時には武力衝突によって亡くなった人もいることでしょう。
この素晴らしい景観を見て気を紛らせていたかもしれません。
そんな想いで眺めてみるとまた違った感情が生まれて来ます。
山城巡りをしているのもこれが理由のひとつです。
昔の人たちと同じ風景が見られるなんて素晴らしいことでしょう。
関連記事