雲立のクス
神社仏閣が面白いところは
何百年も前の出来事なのにその光景をイメージ出来るところです。
浜松八幡宮にもそんな歴史的なものが存在しています。
境内にあるクスノキが『雲立のクス』です。
武田信玄が甲斐から京へ向かう途中の三方原台地において
徳川家康が完膚なきまでに叩かれて大負けした末に
命からがら逃げ帰って、隠れた場所だと言われるところです。
今から400年も昔のことなのにその大木はしっかり今も残っている。
そんなロマンを感じるからこそ、神社仏閣に魅せられるのかもしれません。
節分前日の2月2日「追儺式(ついなしき)」には多くの人が訪れます。
季節外れの今の時期は、閑散としています。
誰も居ない境内ですが、歴史をさかのぼるには良い感じです。
甲冑を来た武士がたむろしていただろう事を思うと不思議な気分です。
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