古刹『長寿寺』
常楽寺から1kmほどの場所にあった≪長寿寺≫。
湖南三山の中でも一番古くて国宝に指定されたのも全国17番目だとか。
参道には青もみじが立ち並び、新緑のトンネルを創っていました。
参道には、心温まる優しい風景が広がっていました。
訪れる人もないひっそりとした参道を歩きます。
数百メートル歩いて行くと本堂が見えて来ました。
国宝の本堂は湖南市最古の名刹で鎌倉時代に再建された建造物です。
雰囲気のある手水舎(ちょうずや)。身を清めて奥へ進みます。
重要文化財の弁天堂もなかなか雰囲気がありました。
新緑の青モミジの中、境内入口にあった「鐘楼」もいい雰囲気です。
本堂裏手 の収蔵庫から本堂裏側を見下ろします。
収蔵庫に鎮座していた3m近い黄金の仏像「丈六阿弥陀如来坐像」。
白山神社は長寿寺の鎮守社でホコバの木々に包まれた高台に立ちます。
室町時代に建てられた拝殿は、国指定の重要文化財です。
≪長寿寺≫は、
奈良時代に創建された1200年以上の歴史を持つ天台宗の寺院です。
山号は「阿星山(あしょうざん)」。
平安時代に再建された檜皮葺の本堂は国宝に指定されており、
湖南三山の中では最も古い歴史を持ちます。
ご本尊は子安地蔵菩薩。子宝・安産・長寿にご利益があります。
また、藤原時代に刻まれた阿弥陀如来坐像、釈迦如来坐像、
丈六阿弥陀如来坐像は、「阿星山五千坊」と言われたかつての
長寿寺の隆盛を偲ばせます。
イロハモミジや草花が四季折々の彩を添える静かなお寺です。
(長寿寺HPより)
素晴らしいお寺でした!!!
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