白亜の「犬吠埼灯台」
銚子まで来たからには寄らないわけにはいきません。
銚子半島の最東端、太平洋に突き出た岬にある≪犬吠埼灯台≫。
三方を海に囲まれた海食台地の突端、海抜52mの白亜の灯台です。
日本の灯台50選にも選ばれるだけあって綺麗な灯台でした。
ちなみに静岡県では御前崎灯台も50選に入っています。
また、私の故郷の
大瀬崎灯台もしっかり50選に入っていました(笑)。
着いた時にはすっかり陽も暮れて暗闇の中での散策でした。
真っ白に塗られた郵便ポスト発見。景観を重んじての事でしょうか。
遊歩道では荒波が岩に砕ける豪快な海辺散策が楽しめるそうです。
暗闇の中、海に目を落とすと白波が立っています。
遠くにはホテルや民家の光が灯っています。
暗闇でも映える真っ白な灯台。はるばる来た甲斐がありました。
日、英、仏、米、蘭の間に結ばれた条約に基づいて
1874年11月15日に国内24番目の西洋式灯台として完成。
日本で初めて国産レンガが使われた灯台として広く知られています。
日本最大の第1等レンズを使用した灯台で、
400Wのメタルハライド電球により110万カンデラの光を放ちます。
光遠距離19.5海里、15秒ごとに1閃光を放って航路を助けます。
近代化産業遺産(経済産業省)、
登録有形文化財に指定されている灯台です。
ちなみに現存する「第1等灯台」は下記の5つです。
・犬吠埼灯台(千葉県銚子市)
・経ヶ岬灯台(京都府京丹後市)
・出雲日御碕灯台(島根県出雲市)
・角島灯台(山口県下関市)
・室戸岬灯台(高知県室戸市)
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