まれ最終回

カール

2015年10月03日 20:00


 朝のテレビドラマ「まれ」が終わって1週間が経ちます。
 夜11時からの再放送を毎日BS3チャンネルで見ていました。
 視聴率的には、あまり良くなかったようですが十分楽しめるものでした。

     最終回でのまれちゃんのスピーチが
     今の心境に驚くほど重なって心に響きました。




 まれちゃんのスピーチ(全文)。

 津村家は東京から能登に夜逃げみたいに引っ越してきました。
 親戚も知り合いもおらん、風のひとでした。
 能登は大好きやけどふるさとは無いと思って育ちました。
 ほんでもここで、能登で、まんでたくさんの大事な人に会いました。


 大事な言葉を、聞きました。
  ・おてんとさんと風で地道にコツコツ作る元治さんの塩。
  ・自分の生きる場所は自分で守る。
  ・怖えけど忘れられんさか夢ねんと思う。
  ・漆は嘘をつく。見えんからこそ騙したらだめやて。
  ・もう、お母さんを捨てなさい。
  ・誰かひとりに届けばきっと、それが始まりになる。
  ・何かを得たいなら何かを捨てろ。
  ・どんなパティシエになるのか決める時が来る。
  ・しっぱいおっぱい世界一!


 もしかしたらふるさとって場所じゃのうて、
 そこで会われた大切な人たちなんかもしれんて思いました。
 わたしは子供のころ夢が大っきらいでした!
 

 ほんでも思うようになりました。夢っちゃ、特別なもんじゃのうて、
 明日、うまい味噌汁をちゃ作って家族で飲みたいとか
 今日より、ちょっこりうまいケーキができたらいいなあ、とか
 ほういう、毎日の小さな嬉しいことや集まってでっけえ夢になるんじゃねえかって。


 ほういう夢ならおばあちゃんになっても、
 ずうっと、持っとりたいと思いました。わたしは、夢が、大好きです!

 おしまい。









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