遠山郷「龍淵寺」
152号線を北上して南信濃和田まで行った時のこと、
枝に止まっている愛くるしいフクロウのレプリカがありました。
遠山谷のシンボル盛平山。その中腹にある龍淵寺。
その境内のフクロウ科に属するこの鳥は、渡り鳥の「アオバズク」。
その名の通り、青葉の頃に南アジアから渡って来て
大杉の洞で営巣して9月には南アジアへ渡って行くそうです。
暮らしている大杉は・・・。
樹齢500年。高さ50mの観音大杉。
注連縄(しめなわ)20mの巨木で、日本一の家族杉と言われています。
遠山一族の墓を鎮守する大木ということです。
こちらの龍淵寺は、遠山一族の菩提樹で1521年に建立されたそうです。
ここからは、旧宿場町の和田宿の町並みが良く見えます・・。
若い頃には、見向きもしなかった神社仏閣ですが、
歳を経るごとにその良さを実感できるようになって来ました。
収めていた土地の豪族を知ったり、町の成り立ちなども学べます。
これからも好奇心を失わないように・・・・。
関連記事