ヤキソバイブル

カール

2008年06月19日 00:00


 『富士宮やきそば』と言えば今や知らない人がいないほど。
 これを仕掛けた人がいるのは、ご存知でしょうか??

     「ヤキソバイブル」の著者。
         渡辺英彦氏がその人です。

 青年会議所理事長を務めヤキソバを中心としたまちづくり、
 富士宮やきそば学会(通称/G麺)を設立したのが始まりです。
 150軒の「富士宮やきそばマップ」と「のぼり旗」を手始めとして、
 大宮の市では6mの巨大鉄板と富士山の高さと同じ3776人分の
 ヤキソバ作りにチャレンジ。マスコミ受けして一躍脚光を浴びました。
 「焼きうどん発祥の地」北九州小倉市との戦いでは、
 「天下分け麺の戦い」と称して30社のマスコミ取材を受けたそうです。

 そしてこれが凄いと思ったのですが、
 仕事で静岡に来ていた声優の大山のぶ代。女優の渡辺梓。タレントの
 ダニエルカール。阿藤快。久本朋子。山村レイコ。作家の勝谷政彦。
 光GENJの諸星和巳などの有名人を口説いて「ヤキソバサダー」
 (富士宮親善大使)に勝手に任命。
 
 機会あるごとにタダでPRしてもらい『富士宮やきそば』は全国区に。
 B1グランプリではみごと優勝。その地位を不動のものとしました。

 新聞・ラジオ・テレビで取り上げられたパブリシティを広告費換算すると
 2億8000万円という驚きの金額です。そして発足した2000年からの
 経済波及効果を累計すると、なんと217億円に上る金額!!

    今では『富士宮やきそば』目的で、
       年間60万人もの観光客が富士宮へ。

 『たかがB1グルメ。されどB1グルメ』です。
 浜松市もその成功事例にあやかろうと「浜松餃子」をPRしています。
 第二の『富士宮やきそば』に育つ事が出来るでしょうか・・・。







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